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親知らずの抜歯|奥の小さい歯(過剰歯)と一緒に抜歯した事例 Blog

歯科医 小川 信 (おがわ しん)
スカイ&ガーデン デンタルオフィス
保有資格 / 日本口腔外科学会 認定医 / 日本口腔インプラント学会専修医・専門医

こんにちはスカイ&ガーデンデンタルオフィスの小川です。

当院では最近ほぼ毎日親知らずの抜歯を行っています。

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当院はHPなどを見て遠方からいらっしゃる患者様も多いです。

親知らずは磨きにくく汚れがたまりやすいためにむし歯や歯周病になったり、さらには手前の歯までむし歯や歯周病にしてしまいます。

また矯正治療を行った後に親知らずが残っていると、親知らずが手前の歯を押してきてせっかくきれいに並べた歯並びが乱れてしまったりしてしまいます。

そんな場合はやはり一番の治療法は抜歯となります。親知らずを抜歯する際はCTを撮影して神経と血管の管までの距離や周りの骨の厚み、さらには3次元的な歯の形を調べて抜歯を行います。

親知らずは抜歯しなくてもいい

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ちなみに私は親知らずの抜歯に関しては全ての人に勧めてはいません。

まっすぐ生えていて抜く必要がない方もいれば、完全に顎の中に埋まっていて、今後の影響と抜くことによるリスクを天秤にかけた時に抜かないほうがいい方もいるからです。

ちなみに親知らずはこんな形をしていることもあります。なんか足が生えてみるみたいですね。IMG_2720

他医院で抜歯が難しい場合は当院へお越しください

先日、他院で歯科助手をされている患者様が矯正治療を行うので親知らずを抜いてほしいとのことでいらっしゃいました。

勤め先の医院では難しくて危険だからできないと言われたそうです。

レントゲンとCTで調べてみると親知らずの奥にさらに小さい歯(過剰歯)がありました。親知らずを抜こうとするとその歯が上顎洞という鼻につながる空洞に入ってしまう危険性がありました。

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慎重に小さい歯(過剰歯)→親知らずの順番で抜歯を行いました。奥のほうなので非常に見にくかったのですが、なんとか抜歯することができました。

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親知らずの抜歯に関して、または口腔外科の処置に関してご相談がある方はぜひご相談ください。

(関連記事:口腔外科(親知らずの抜歯)

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