インプラント治療 IMPLANT

インプラント治療で
毎日食事を楽しめるように With implant treatment so you can enjoy your meal

インプラント治療とは、1本から多数の歯を失った場合の、歯を補う治療法のひとつです。顎の骨に人工の歯根(インプラント体)を埋め込み、その上に人工の歯を装着して噛み合わせを回復します。見た目も自然で、自分の歯のように噛むことができるため、第2の天然歯といわれるインプラント。この治療法を成功させるためのカギは、お口の中全体を診る「包括的治療」と術前の「診断」にあると考えております。

虫歯や歯周病の治療が必要か?歯並び、かみ合わせが安定しているか?負担のかかる咬合癖はないか?治療後に適切なケアができるか?

埋めたインプラントがより長く、よい状態で維持できるよう、最初の検査診断を大切にしています。問題がある場合にはインプラント治療に先立って歯周病治療を行い、歯周病菌の感染を除去します。矯正治療によって正しい位置に歯を並べ直した上で、必要最小限のインプラント治療を行うこともあります。当院は包括的歯科治療の提供をモットーとしております。インプラント治療が「最善の一手」であったと確信できるよう、各専門医とスタッフ一同で支えます。

インプラント治療
主任歯科医師
歯科医師 小川信 DOCTOR SHIN OGAWA

インプラント・口腔外科に関連する
資格・受賞歴

  • 歯学博士(学術)
  • 日本口腔外科学会 認定医
  • 日本口腔インプラント学会 専門医
  • 第60回公益社団法人日本口腔外科学会総会・学術大会 優秀講演賞
  • 第47回日本口腔インプラント学会総会・学術大会 ヒューフレディ賞

受講コース・セミナー

  • 新潟再生歯学研究会100時間コース
  • Nobel Biocare ハンズオンセミナー
  • Straumann ハンズオンセミナー
  • Xive ハンズオンセミナー
  • Camlog ハンズオンセミナー
  • SPI ハンズオンセミナー
  • Osstem ハンズオンセミナー
  • Bicon ハンズオンセミナー
  • その他多数

インプラント
治療担当医
歯科医師 大田史恵 DOCTOR FUMIE OTA

所属・資格

厚生労働省指定臨床研修指導歯科医
日本口腔インプラント学会 会員
埼玉インプラント研究会 会員
日本口腔外科学会 会員
日本老年歯科医学会 会員
インビザライン矯正認定医

受講コース・セミナー

  • 日本口腔インプラント学会認定講習会100時間コース
  • Straumann ハンズオンセミナー
  • Nobel Biocare ハンズオンセミナー
  • Sweden&martina ハンズオンセミナー
  • その他多数

CHARACTERISTIC スカイ&ガーデンデンタルオフィスの
インプラント治療

  1. 歯科用CTによる
    精密検査を実施

    歯科用CTは三次元画像を表示できるため、各組織の状態を立体的に把握することが可能です。CT画像を解析することで、顎の骨の厚みや密度、周辺に存在する神経や、血管の位置が確認でき、治療する部分から上顎洞や下顎管までの距離も0.1mm単位で計測できます。当院ではより負担の少ない安全な処置を可能とするため、CT撮影を行います。

  2. 治療実績豊富な専門医が在籍、
    骨造成術にも対応

    日本口腔外科学会認定医が全身の状態やお口の中の状況を総合的に診断し、患者様のご希望に沿った治療計画をご案内いたします。骨が少ないなどの理由で、インプラントが難しいと診断された患者様でも、骨造成などの施術により治療が可能な場合があります。「私の歯でもインプラント治療ができる?」などのお悩みをお持ちの方はぜひご相談ください。

  3. 矯正専門医が歯列・
    顔貌を
    含めた総合的な
    審美を追求

    院長はインプラント治療と相性の良い、「マウスピース矯正」のダイヤモンドプロバイダー(年間150症例以上、毎年更新)。術前矯正として、インプラント治療を視野に入れた、総合的な治療計画を立案します。歯の先天性欠如や、不正咬合で将来にご不安がありお悩みの方にも安心してインプラント治療を受けていただけます。

  4. 世界シェアNo.1
    「ストローマン」インプラント

    当院では、世界的なシェアを誇るストローマン社のインプラントシステムを採用しております。ストローマンインプラントの大きな特徴は、歯根部の「SLA」という微細な凹凸をつけた表面性状にあります。これにより骨との早期結合が可能になり、骨の状態が良好な患者様であれば、約6週間と短期間で上部構造(被せ物)を装着することが可能です。

  5. 抜歯したその日に
    インプラント
    治療を行って
    治療期間を短縮

    従来のインプラント治療では「すぐに歯が入らない」という問題点がありました。当院では抜歯してすぐにインプラント体を埋入する「抜歯即時埋入法」を導入しています。これにより治療期間が短縮でき、手術当日に仮歯を入れられることから審美性も保つ事が出来ます。
    *適応可能な条件や技術が必要な治療法ですので、全ての方が対象となるわけではありません。

  6. 光学スキャナーによる
    精密な歯型採り

    インプラントに装着する被せ物の型採りは、口腔内を短時間でスキャンできる、光学スキャナー「iTero Element」を使用しています。嘔吐反射が強い方も不快な思いをせず、精密な型を採る事ができます。またPC上で被せ物を含めた歯列全体を3Dで再現することができ、最終的な仕上がりをシミュレーションすることが可能です。

  7. 「笑気鎮静法」を
    併用しています

    歯科治療への恐怖心が大きいと心拍数や血圧の上昇を招き、高血圧や不整脈などをもつ方にとって大きな負担となります。笑気鎮静法は患者様の不安や緊張を軽減することができ、終了後の覚醒も早く安全な治療法です。

  8. インプラント専任歯科衛生士

    よるメンテナンス

    インプラントも清掃ができていないとその周囲に炎症が生じることがあります(インプラント周囲炎)。インプラントを長持ちさせ、快適な食事をいつまでも楽しんでいただくため、専門的な定期検査とプロフェッショナルケアが必要です。当院で使用している「Perio Mate」によるメンテナンスは、インプラントの長期維持に確実な効果をもたらします。

TECHNOLOGY インプラント治療を成功させるための
高度な技術

インプラント治療は個人の骨形態の差異や全身状態によって、治療不可と判断されるケースが多くあります。また難易度が高い外科処置となるため、執刀医によって治療の良し悪しが左右されるともいえます。
骨が少ないなどの理由で、治療が難しいと診断された患者様でも、インプラント専門医が骨造成などの補助手術を併用することで治療が可能な場合があります。以前にインプラント治療ができないと診断された方も武蔵浦和にある当医院へお気軽にご相談ください。

骨が足りない場合には
骨造成を行います。GBR法
(Guided Bone Regeneration)

歯を失ってからの期間が長くなると、少しずつ骨が退縮して行くため、インプラント体を埋入するのに必要な骨が足りない事もあります。このような場合には骨造成法を行う事によって、骨の厚みを増やし、治療可能な状態に致します。

骨を増やすテクニック(GBR法)は骨誘導再生法とも言われます。インプラント体を埋入した後、周囲を生体材料でできた特殊な膜で覆い、骨の足りない箇所に自家骨や骨と同じ成分で作られた骨補填剤を詰めます。骨補填剤を注入することで骨芽細胞が周囲に集まり、骨ができます。

上顎洞が近い場合には
上顎洞挙上術を行います。

上顎の奥歯の上に位置する「上顎洞」と呼ばれる空洞が大きいと、骨の厚みが足りなくてインプラントが支えられません。上顎洞粘膜(シュナイダー膜)を持ち上げて骨を作る、増骨手術には骨量に応じてサイナスリフト・ソケットリフトという手術手法があります。

上顎の増骨手術1・サイナスリフト

自家骨や骨と同じ成分で作られた補填剤を上顎洞に注入し、直接上顎洞を押し上げ骨の厚みを増していきます。

上顎の増骨手術2・ソケットリフト

サイナスリフトと同じく、上あごの骨が少ない場合に行う増骨手術です。上あごを叩いて骨を上顎洞のほうに移動させ、骨の厚みを確保します。サイナスリフトよりも簡単にできますが、骨に4mm以上の厚さがないと受けることができません。

費用(税込み)

各種検査 相談料 無料
精密検査・
診断料
33,000
インプラント手術
(ストローマン)
275,000
被せ物(ジルコニア
セラミック)
132,000
オプション 骨造成術 55,000
静脈内
鎮静法
33,000
ソケット
リフト
55,000
サイナス
リフト
330,000

費用の理由

あまり知られていませんが、インプラントを販売している企業は、100社ほどあります。当院では厳選を重ね「Straumann」「Nobel Biocare」という2社のインプラントを使用することを選択しました。この2社は非常に大きなシェアを誇っており、国内外問わず、どこにいてもメンテナンスが可能だと思われます。また、品質が非常に高く、骨への密着度が高いと定評があります。その分、製品そのものの価格が高いため、費用が高額になってしまうのが、難点と言えます。

インプラント症例

症例1 歯を1本失った場合

インプラントは1本から治療が可能です。歯を失った部分にインプラントを埋め込み治療をします。歯を失った箇所のみの治療となりますので、ブリッジのように隣の健康な歯を削る必要がありません。

  • 治療前
  • 治療後

転んで顔をぶつけて前歯が根元から折れてしまったため、口元が非常に気になるとのことで来院された患者様です。抜歯と同時にインプラント治療を行うことで他の歯を削ることなくすぐに歯をつくることができ、元通りに笑うことができるようになりました。

精密検査・診断・計画 30,000
インプラント手術料 250,000
オールセラミック
(ジルコニアフレーム)
120,000

※治療期間 3カ月

合計 400,000円(税別)

症例2 
矯正治療終了後のインプラント埋入ケース

矯正治療終了後のインプラント埋入ケースです。インプラント治療中は保定装置に人口の歯を取りつけ、見た目にも歯が欠損していることが周囲に分からないまま治療を終えることができました。左上の前歯に歯が入り、健康で審美的な歯並びを獲得できました。

精密検査・診断・計画 30,000
インプラント手術料 250,000
オールセラミック
(ジルコニアフレーム)
120,000

※治療期間(インプラントのみ) 4カ月

合計 400,000円(税別)

症例3 
歯を数本失った場合

数本のインプラントを失った歯の部分に埋め込み、これを土台としてブリッジをかぶせます。従来の治療法(部分入れ歯)では固定するための金具などを使用していましたが、インプラント治療では金具を使用しないため見栄えも良くなります。

  • 治療前
  • 手術直後
  • 治療後

虫歯によって奥歯を3本失ってしまい、食事が非常に不自由になった患者様です。インプラントを2本埋め込み、3本分の歯をつくり、元通りに食事をすることができるようになりました。

精密検査・診断・計画 30,000
インプラント手術料 250,000円×2500,000
オールセラミック
(ジルコニアフレーム)
100,000円×3300,000

※治療期間 3カ月

合計 830,000円(税別)

症例4 
歯を全て失った場合

従来であれば総入れ歯が主流でしたが、入れ歯はズレやぐらつきにより食事などで硬いものが噛めないなどのデメリットがありました。インプラントは、顎の骨に直接固定されるためズレやぐらつきもなく、自分の歯と同じように噛む事が出来ます。

  • 治療前
  • 手術直後
  • 治療後

歯周病によって上の歯を全て失ってしまい、取り外しの入れ歯を使っていましたが、固定性の歯を希望された患者様です。インプラントを6本で12本分の歯を作りました。真っ白い歯を希望されたので、あえて下の歯より白い歯を作らせて頂きました。

精密検査・診断・計画 30,000
インプラント手術料 250,000円×61,500,000
被せもの料金
(セラミッククラウン)
100,000円×121,200,000

※治療期間 6カ月

合計 2,730,000円(税別)

インプラント治療の流れ

  1. STEP.1
    検査・診断・治療計画立案

    インプラント治療の診断は、「患者様にとってインプラント治療がふさわしいかどうか」というところから始まっています。レントゲン、CT、咬合診査、その他歯周病などの検査を行い、全身状態、年齢などを加味し、インプラント治療によってより良い生活を送れるかどうかを判断します。当院では、口腔外科・インプラント・歯周病・矯正と各専門の医師達が症例を検討し、より総合的な診断を行っています。

  2. STEP.2
    インプラント手術

    インプラント手術時は、埋め込む位置に局所麻酔をし、歯茎を切開し、顎の骨にインプラント体を埋入していきます。ご希望により静脈内鎮静下でストレスなく治療を受けていただくことも可能です。インプラント体が骨と完全に結合されるまで、約2、3ヶ月間を要します。

  3. STEP.3
    修復物の装着

    埋入したインプラント体が完全に顎の骨と結合した事を確認し、歯型を採ります。連結部分であるアバットメントと上部構造を装着します。

  4. STEP.4
    メンテナンス

    インプラントは、メンテナンスを怠ると歯周病に感染するリスクが高くなります。インプラントを長く快適にお使いいただくためにはメンテナンスが必須となります。インプラント治療後は、1ヶ月後、3ヶ月後、6ヶ月後に検診を受けていただきます。

IMPLANT CARE インプラントケア

インプラント専門メンテナンス
(パウダーメンテナンス)

インプラント体に付着したバイオフィルムは通常のクリーニングで行われる回転器具による研磨で除去できないため、バイオフィルムを「バラバラに破壊する」ことで表面の清潔さを保つ必要があります。その効果的な方法として、微細な粒子を水流とともに噴射する「パウダーメンテナンス」がインプラントケアの世界的主流となっています。Perio Mateによる「パウダーメンテナンス」は快適な新時代のプロフェッショナルケアであり、確実な効果を得ることが可能です。

インプラント周囲評価シート
による専門的診査

インプラントケアではクリーニングはもちろんのこと、異常がないか診査診断し、経過を記録します。

  1. 粘膜異常症状の視診
  2. 浸出液の状態
  3. プロービングによる周囲粘膜の締まり程度、出血の有無
  4. レントゲン撮影による骨吸収の確認
  5. インプラント体の動揺・隣接歯との接触程度の診査

上記診査項目をインプラント周囲評価シートに記載し管理します。歯科医師によるチェックの後、効果的なセルフケアについて、専門の清掃器具の紹介、ブラッシング指導等を行います。

*インプラントメンテナンス:(インプラント周囲評価シート)による専門的診査、パウダーメンテナンスによるプロフェッショナルケアは健康保険対象外となります。
(初回¥5,500 二回目以降¥11,000)

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