こんにちは。歯科衛生士の石橋です✨
前回のブログでは矯正開始前の検査について紹介しました❗
(関連記事:マウスピース矯正・インビザラインに必要な検査(レントゲン・顔貌写真撮影・歯型採りなどについて))
今日は3Dシミュレーションについてお話ししたいと思います😃
3Dシミュレーションについて
マウスピース矯正・インビザラインでは検査データから専用のソフトを使って、治療前から治療終了までの歯の動きを3D画像で見ることができます👀
患者さんにとって、治療後の完成予想図を実際に見ることができるのは安心だし、嬉しいですよね😊
クリンチェック(3Dシミュレーション)で確認できること☝
★現在の歯並び(Before)から完成の歯並び(After)
★かみ合わせ
★マウスピースの枚数と治療期間
★IPR(歯と歯の間のヤスリ掛け)をする位置
★アタッチメントをつける位置と本数(※アタッチメントとは歯を効率的に動かすために歯面につける樹脂のこと)
★顎間ゴムがかかる位置
(関連記事)
・【歯やすり】歯と歯の間のやすり掛けとIPR(アイピーアール)について
・マウスピース矯正でも使う「顎間ゴム」(ガッカンゴム)についてお話しします。
私の歯並びの3Dシミュレーション
私の3Dシミュレーションも出来上がってきました。
Before After
正中のズレがなくなって上下の真ん中が揃っています☺☺
-4と表示のある場所はIPR(歯と歯の間のやすりがけ)をするところになります。
ちなみに3Dシュミレーションはインビザライン社のソフトを使って先生が治療計画を作り、インビザライン社との間で何度もやり取りをして修正を重ねながらより良い歯並びに仕上げていくものです。
歯並びを操作するだけでなく、顔の写真やお話ししている時の表情を思い浮かべたりして作ることもあるそうですよ☝
私の場合、最初のシミュレーションは早く治療が終わるのですがIPRをする場所が多いプランでした。
なので、あまりIPRをせず顎間ゴムを使って正中を合わせるようなシミュレーションにできないかお願いしました🙇♀️
削る量は大きくても0.25mm程度なのでIPRをしたからむし歯になりやすいということはありませんが、しないで並ぶならその方がいいかな、と。
結果、先生は7回も治療計画を練り直してくださり、完璧な治療計画ができました🙆♀️
右側から見た歯並びの3Dシミュレーション
次に右側から見た歯並びです。
Before After
すごく綺麗に閉じています😃😃
私は自分の右からの歯並びが一番気になっていました。右からの歯並びが一番隙間が目立ち、噛み合せが浅いのも目立つからです。
ふとした瞬間に撮られた写真や笑った顔を見てうーん…と落ち込んでしまうことがありました😟
マウスピース矯正・インビザラインをして右のような綺麗な歯並びになったらそんなことも気にせず思い切り笑えますね。
左側から見た歯並びの3Dシミュレーション
次は左側から見た歯並びです。
Before After
青の線が入ってるのがわかると思いますがここには顎間ゴムがかかります。
歯を動かす前と後の歯並びの3Dシミュレーション
最後に歯を動かす前と後の歯並びを比べてみました。
青が動かす前で白が動かした後です。全体的に歯が後ろ側に動いているのがわかります👀
口元が引っ込んでいい感じですし、左右が対称になっています😍
上顎 下顎
さてさて矯正をすると正面や横顔も良くなると言いますが、それだけではなく唇にも違いが出てきます💋
この絵は私のような歯並びではなく上の歯が出ている上顎前突の方に多い唇です💋
上の歯が出ていることによってそれを覆いかぶすように口を閉じないといけないので、唇が反転してしまい結果として唇が分厚く見えてしまいます。
矯正をして歯が内側に引っ込んで並び歯の傾斜もなくなるとそのまま口を閉じるだけなので唇が薄く見えます。
また、Eライン(エスティックライン)とは鼻の頭と顎の先を結んだ直線のことを指しますが、理想のEラインは直線の内側に唇が入ります。矯正をすることによって口元が引っ込み唇も薄くなりますので横顔も理想に近づけます。
歯並びを良くする目的はもちろんですが唇や横顔のEラインまで綺麗になったらうれしいですよね💕
ちなみに、私の場合は下唇が反転していますが、矯正をすると少し感じが変わるのでこれもまた楽しみです
✨✨
それでは、いよいよ次回はマウスピースのセットをして矯正治療が始まります。
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