こんにちは✨武蔵浦和の歯医者、スカイ&ガーデンデンタルオフィス 歯科衛生士の石橋です😊
今回は矯正治療にかかせない、型取りの負担が少なくなり😂、正確性も上がり🤣、時間も短縮できる😊、といいことづくめの最新口腔内スキャナー「iTero Element」についてお話したいと思います
「iTero Element」とは?
口腔内を光でデジタルスキャンできる機械のことです。
マウスピース矯正・インビザラインのご相談をする際に矯正後の歯並びのシミュレーション画像をその場ですぐに見れたり、デジタルデータとして保管することができます👀
インビザライン社のスキャナーではありますが矯正に限らず、矯正治療以外でも、虫歯の有無や、歯茎の変化、被せ物や詰め物の型取りなどもこの「iTero Element」で行えます🍒
メリット
🦷歯並びのシミュレーションの確認
iTeroでスキャンしたデータを使い、インビザライン独自のソフトを用いて矯正前から矯正後までの歯の動きを確認することができます。
また、簡易的ではありますが、抜歯ありバージョンの歯並び、無しバージョンの歯並びを作り比較することもできます。
また抜歯ありの場合も1通りではなく、上だけ抜いたパターン、上下左右4本抜いたパターンなど色々と選択できるのもすごいところです。
🦷快適性・安全性の向上
専用の口腔内カメラにて行いますので、型取りのときのあの「オエッ」がありません。
矯正治療を行う際に、以前はシリコンの印象材を使い、シリコンが固まるまで5分以上待たなければなりませんでした。そのため、嘔吐反射がある方や、鼻づまりのある方には苦しい時間でした。
シリコンの型取りだと嘔吐反射が強くてインビザラインをスタートすることができなかった方でもこのiTeroだと余裕で3Dスキャンすることができましたよ。
専用の口腔内カメラの先端は、このくらい↑👆の大きさです。
🦷精密・正確な型取り
シリコンで型取りをすると、口から型を外す際にどうしても力がかかってしまい、わずかではありますが歪みが生じてしまいました🤔
しかし、3Dスキャナーによる型取りの場合、印象材の歪みによる誤差が発生しないだけでなく、1秒間に6000枚もの画像を撮影できるため、段違いに精密・正確な型が取れます。
正確に型が取れると、より歯にフィットしたマウスピースが完成し、それが治療の精度にも影響してきます✨
🦷治療開始日までの期間の短縮
シリコンの型取りの場合、採取した型を空輸でインビザラインの販売元のアメリカまで送る🛫🛫必要があったため、マウスピースが出来上がってくるまでどうしても時間がかかってしまいました。
しかし、3Dスキャンによる型取りの場合は歯の型をデジタルデータ形式のインターネットで送信することができるため、従来よりも10日間ほど早く治療を始めることができます✨✨
初めて来院された日からiTero Elementでまでの流れ
矯正相談でいらして頂いた初日(簡易シュミレーション)
初日はお口の中の写真を撮ったり、先生とお話をするのがメインにはなりますが、希望される方にはiTeroで簡易的にシミュレーションを作るところまで行います。
スキャナーで上・下をとって、さらに咬み合わせもとります。
簡易シュミレーションの時は、歯並びによっては抜歯ありのシミュレーションと、抜歯なしのシミュレーションを作ることもあります。
ものの数分で治療後の歯並びを確認できるので患者様の感動もひとしおです🤷♀️
インビザラインで矯正することが決まったら
初日はまだお試しの段階で、データも完全ではない為、下のように読み取れきれず赤く抜けているところがあります。
この赤い部分を残すとマウスピースのフィットが悪くなるので再度スキャニングして完璧なデータに仕上げます👍
完全なスキャニングが終わったらデータをインターネット上でインビザライン本社に送ります。
データを先生が診断し、クリンチェックという3Dの治療計画を作ります。
ここまでがマウスピース矯正の検査診断です。
このiTero Elementは矯正治療の際に大活躍するのはもちろんですが、一般歯科でも活躍します😁
詰め物・被せ物の型取り、インプラント治療の際のお口の中の細かいデータ採取、など矯正治療以外にも大活躍のiTero Elementでした。
(関連記事:当院は高精度口腔内スキャナー「iTero (アイテロ) Element」導入医院です。 )
まとめ
さて、今回のブログでは、口腔内スキャナーiTero Elementについてお話しました。
次回は矯正治療時の抜歯のアレコレについてお話したいと思います💕
マウスピース矯正・インビザラインについてもっと知りたい皆様、武蔵浦和の歯医者 スカイ&ガーデンデンタルオフィスまでお気軽にお問い合わせください✨
(関連記事:矯正歯科(マウスピース矯正・ワイヤー矯正))