こんにちは。
武蔵浦和の歯科医院 スカイ&ガーデン デンタルオフィスの歯科衛生士 立沢です😃
今回は2回目の追加修正をしているインビザライン矯正でどう動いてきたのかお話していきます!
2回目の追加アライナーをやるかやらないか
前回は「1回目の追加修正が終わりました」という内容と「保定について」のお話をしました。
追加が終わった時点でとても綺麗に並んでいたので、さらに追加していくかは迷いました。ですが、前歯の傾きと嚙み合わせをもう少し手直しして、より完璧な歯列を目指すことになり、2回目の追加をしていくことにしました。
そして、クリンチェックを終え、出来上がった治療計画ではなんとアライナーは40ステージでした😲
今までのと合わせると、合計139ステージです。
加速矯正装置を使わず、もし7日交換でやっていたら2年半分に相当する数でした。
やっぱり深い咬み合わせは時間がかかるな・・・たくさん進めてきたのが分かりますね!
追加アライナーでどう動く?
ではシュミレーションから見ていきましょう。上顎はさらに遠心移動をしていきます。
正面から見るとバイトが上がる(下の歯が見える)ようになっていきます。
嚙み合わせる面からみると、前歯の傾きがあったところもなだらかになっています。きれいなカーブですね!
下顎は噛み合わせを少し調整するために動いていくだけなので、9枚目までは動きがありますが10枚目以降歯は動きません。
今回もゴムかけをしていきます。
下の歯が見えるようにしていくために途中から上顎の前歯の裏にバイトランプが出てきます。
そこに下顎の前歯が合うように嚙み合わせていきます。
あっという間に20ステージ、半分まで進みました!
現在40ステージ中の20ステージまで進んでいるので途中経過もお話していきます。
上顎は遠心移動の途中です。
前から4、5番目の小臼歯あたりに隙間ができています。まだまだ口元が下がっていくので嬉しいです!
前歯の傾きは最後らへんのアライナーで治っていくのでまだ動いていません。
下顎は完成しています。
下顎だけで見るとほぼ動いたか分かりませんが、横から見ると奥歯の嚙み合わせの隙間が無くなってしっかり噛めていることが分かりますね。
順調に動いていきアライナーの浮きや歯と歯の間の隙間も出来ずに綺麗に揃いました。
今まで奥歯が当たらずしっかり噛めていない感じがしていたのですが、今はそれが気にならないくらい硬いものでもなんでも食べられます。
今回は下顎のみ完成してましたが、次回は上も最後まで進んでいると思いますのでまたお話していきます。
さてさて、矯正中の歯の痛みについて少しお話しします
新しいアライナーに交換してからしばらくは歯が痛むことがあります。
しみたりすることもあるので「ひょっとして虫歯!?」と思うかもしれませんが違います。
歯の位置を変える過程で、歯や周りの組織に圧力がかかります。この咬合圧により一時的に歯に痛みがでます。
嚙み合わせが一時的に合わないために、特定の歯だけに負担がかかって痛くなるケースもあります。
矯正中の痛みは数日続くこともありますがだんだんとおさまっていくので大丈夫です。
気になる場合は一時的に痛み止めを飲んでもよいですし、硬いものは食べるのを避け、ヨーグルトなどの柔らかい食品を選ぶようにしましょう。
また歯茎が痛む場合は、食べ物が詰まっていたり、汚れが付いていることが多いです。
歯磨きやフロスを丁寧に行い、口腔内を清潔に保ちましょう。
もちろん本当に虫歯になっていることもありますから、定期的な歯科検診も受けることをお勧めします✨
当院では矯正の定期チェックの合間に虫歯のチェックもしていますから、気になることがあれば教えてくださいね。
今回は矯正中の歯の痛みについてもお話ししました。マウスピース矯正に興味のある方は是非当院までお問い合わせください。